「映画けいおん！」　ロンドン舞台探訪アビィ・ロード編

※追記：映画けいおん！の専用サイトを立ち上げました。

※追記ここまで

「映画けいおん！」舞台探訪の２本目の記事は、ビートルズ聖地として名高いアビィ・ロード編です。１本目のキービジュアル編では舞台の元ネタが英国パンクである可能性を述べましたが、こちらは正真正銘、英国ロックが元ネタです。

なぜアビイ・ロードがビートルズの聖地かというと、ビートルズ最後のアルバムジャケットを飾った横断歩道がアビイ・ロードにあるからです。ビートルズの４人が横断歩道を渡るこのジャケットは世界的にも有名ですね。

こちらは「映画けいおん！」ＣＭカットのアングルで。ＣＭでもけいおん！メンバの５人が横断歩道を渡っていましたが、元ネタはもちろんビートルズのアルバムジャケットズです。

ここは世界的に有名なビートルズ聖地なので巡礼者が後を絶ちません。早朝にも関わらず、何人もの巡礼者が訪れていたのには少し笑ってしまいましたｗ　最後のアルバムが出てもう何十年も経つというのに流石はビートルズと言ったところでしょうか。

親子連れが巡礼をキメていたので撮影させてもらいましたｗ　まだハロウィンも終わっていない時期なのにサンタ帽とは気が早すぎないか？ｗ

そういえば、アビイ・ロードと言えば、「けいおん！！」２７話にも登場しているのですが・・・該当カットにうまく合いません。ＴＶ版の段階では取材はしていないはずだから適当に描いたのかな？　と現地では気に止めなかったのですが・・・

こっちでした。ＴＶ版のアビイ・ロードはビートルズのアルバムジャケットをもとに描き起こされていたのです。そして、現地取材を経た映画版では現在のアビイ・ロードをもとに描き起こした、と。

同じアビイ・ロードなのに、ＴＶ版と映画版とで微妙に異なるのはなぜだろう？と疑問に思っていたのですが、ビートルズのアルバムを購入して理解することが出来たのでした。

アビイ・ロードの標識。盗難が後を絶たなかったそうで、現在は壁に直接貼り付けられています。

アビイ・ロード・スタジオ。横断歩道のほど近く。ビートルズがレコーディングした場所ということで、ファンの間ではこの建物も聖地扱いになっているようですｗ　映画に登場するかな？

アビイ・ハウスなる建物。横断歩道の目の前です。横断歩道との位置関係からして、これも映画に登場しそうな雰囲気。

ビートルズ・カフェ。最寄り駅である地下鉄St. John's wood駅の出入り口の脇にあります。ここでコーヒーでも飲もうと思っていたのですが残念ながら開店前でした。早朝探訪は効率は良いのですがこういうときは困りますね。

最寄り駅である地下鉄St. John's wood駅はこんな感じ。駅前からGrove wood Roadを西に５分ほど歩くとアビイ・ロードの横断歩道に辿り着きます。

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地図も貼り付けておきます。

閑静な住宅地に佇むアビイ・ロードは一見するとただの横断歩道にしか見えません。しかし、英国音楽界の巨匠・ビートルズの聖地であるこの場所には、世界中から数多くの巡礼者が訪れています。

そして「映画けいおん！」の聖地となったいま、日本からは新たな巡礼者層が現地を目指そうとしていますｗ　ビートルズとけいおん！のファンが現地で交差するさまはカオスとしか言い様がありませんがｗ、お互いを尊重して静かに巡礼できたら良いですね。

それではまた！　次はデンマーク・ストリート編をアップする予定です。

※このページでは、「けいおん！！」の背景を比較研究目的により引用しています。作品の著作権（画像も含む）は、かきふらい氏・芳文社／桜高軽音部にすべて帰属します。