「夜は短し歩けよ乙女」聖地巡礼その1

京都遠征した際に「夜は短し歩けよ乙女」の聖地巡礼を決行してきました。以前から気になっていた作品でしたが今回ようやく本作の舞台を回ることが出来ました。

意外なことに、本作の聖地巡礼記事は検索しても本格的なものは全くヒットせず、舞台探訪アーカイブにも作品自体収載されていません。つまりは久しぶりに先駆者としての役割を果たせるというわけであります(笑)






まずは本作のキービジュアル的背景ともいえるカット。第1巻の表紙と目次のページ、そして作中の随所に登場していますが、絵として一番分かりやすいのは第1巻の目次のページですね。特徴的な斜め模様の石畳、右手側の丸い看板、左手側に並ぶ3つの小さな庇などからここが舞台と特定できます。コミックをお持ちの方は見比べてみてください。場所は、四条通から先斗町に入り少しばかり北上したところになります。






京都大学。第1巻冒頭、そしてこちらも作中の随所に登場していますね。部室、生協などの他の学内風景のカットも探さばありそうでしたが、今回は時間がなかったのでこちらの1カットのみ。他のカットは次回以降に京都入りしたときに探してみたいと思います。






京大のキャンパス北側にある進々堂。第5巻で「私」と「乙女」がデートの待ち合わせをした喫茶店ですね。作中でも同名でそのまま登場します。店内カットも次回は取材してみたいなあ。






下鴨神社第2巻の表紙と古本市のお話で登場。出町柳から歩いてすぐだろうと思いきや、参道をひたすら歩き本殿近くまで行ってようやくこのカットを撮影することが出来ました。お盆の時期に実際に古本市が開かれるようですので再現度を高めて撮影することも出来そうですw






1枚目は出町柳から鴨川デルタへ掛かる橋。2枚目は鴨川デルタそのもの。第3巻でパンツ総番長とお守りを巡って争った現場ですね。鴨川デルタはけいおん!たまこまーけっとで何度も訪れていたので見た瞬間に特定することが出来ましたw





夜は短し歩けよ乙女」は以前からアニメ化の噂が絶えません。コミックに登場する背景は大雑把なものが多いものの、京都の街並みをよく表しているのではないかと思います。もしアニメ化された際には「けいおん!」「たまこまーけっと」「有頂天家族」のように京都作品として楽しめるものになりそうですので今から期待したいところです。今回の記事では出町柳周辺の背景を中心に紹介しましたが、次の記事では四条界隈の背景を紹介したいと思います。