「映画けいおん！」　ロンドン舞台探訪キービジュアル編

今日から「映画けいおん！」ロンドン舞台探訪の記事を順次アップしていきます。今日は「映画けいおん！」の最重要舞台と言ってもいいキービジュアルの舞台を紹介します。

こちらがキービジュアルの舞台です。後ろの尖塔や手前のベンチが特徴的。けいおん！メンバはこのベンチに座ったわけですねｗ　ベンチの向きがズレているなど多少の相違点はありますが、全体的に再現度はかなり高めです。　

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場所はこちら。当初はなかなか場所が判明しなかったのですが、ネット上の特定職人により８月下旬にピンポイントで特定されましたｗ　ロンドンの中心部からは随分離れた場所です。見つけ出すまでに相当苦労したのではないでしょうか…　特定した方には脱帽ですね。

◆なぜここが舞台に選ばれたのか？
それにしても、京アニのスタッフは何故こんな場所をキービジュアルに選んだのでしょうか？　観光名所が近くにあるわけでもない辺鄙な場所に、何故足を運んだのでしょうか？

そんな疑問を抱きながら悩んでいたら、舞台探訪仲間のエンドスさんから１つの推測を頂きました。それは、このキービジュアルが英国パンク発祥の地の直近にある、ということでした。

他のＣＭカットを思い出してみると、アビィ・ロード（ビートルズの聖地）、カムデン・タウン（ロックの街）、デンマーク・ストリート（ギターのお店のカット。ロンドン最大の楽器店が集まる）など、たしかに英国の音楽やロックと関係があるものが多いように感じます。

というわけで、こちらの写真がエンドスさんから教えて頂いたパンク発祥のお店、「World's End」です。大時計にその文字を読み取ることが出来ますね。キービジュアルの撮影ポイントから２０メートルほどしか離れていないので、まさに直近と言えます。京アニのスタッフもここに来たのかな？

もし推測が正しければ、映画本編にこのお店が登場するかもしれませんね。推測の詳細や、他の英国ロック聖地についてはエンドスさんの「忘れられた庭の静かな片隅」に詳しいですので是非ご覧ください。

◆キービジュアルへのバスでの行き方ガイド
このキービジュアルの場所は、地下鉄Sloane Square駅から２キロ弱。歩けない距離ではありませんが、体力温存と時間節約のためバスに乗ってしまった方が良いでしょう。バスでの行き方を以下に簡単に説明します。

地下鉄Sloane Square駅の改札を出ると、こんな感じの風景が広がっています。改札を出てそのまままっすぐ進んでください。

すぐにバス停が右手に見えてきます。このバス停からバスに乗り込みます。

路線番号から、１９番、２２番、３１９番、Ｃ１番、Ｎ１９番、Ｎ２２番の路線が止まるバス停であることがわかります。「Ｃ」は循環路線、「Ｎ」は夜便であることを示しています。キービジュアルへは、１９番、２２番、３１９番のバスで行くことが出来ます。Ｃ１番、Ｎ１９番、Ｎ２２番のバスには乗らないように。（１１番の路線でもキービジュアルへ向かうことが出来ます。１１番のバス停は別の場所にあります）